瀧廉太郎と岡城址
なかなかレトロな駅舎だ。
駅前に川が流れている。
大分出身だけどオレが竹田を訪れるのは初めてだ。
竹田といえば瀧廉太郎、そして代表曲 荒城の月のモデルになったと言われる岡城址を見ておきたかった。
竹田駅から歩いてホテルへと向かう。
街並みには古くて情緒のある建物が多い。
そして、ここでもすれ違う学生が こんにちは と挨拶を交わしてくる。
なんだか、濁っていた心が洗われるようだ。
ホテルについて、でっかい荷物を置いて、歩いて岡城址へと向かう。
この竹田というところは、岩を切り開いたような立地になっている。
切り立った岩肌の景色が目立つ。
そして、トンネルが多い。
ゆっくりと広くてくねった道を上っていく。
車もほとんど通らない。
2匹のネコちゃんが道の真ん中で寝そべっている。
見知らぬオレに対しても こんな無防備な姿をさらすネコちゃん。
岡城址の駐車場に着いた時には営業時間が終了していた。
一応、ダメ元で向かってみると、
ここから入り口の階段。
誰でも入れる?
階段を上って、見下ろした景色。
岡城には、天守はもちろん櫓も残っていない。
自然の要塞と壮大な石垣だけがオレを迎えてくれた。
瀧廉太郎の銅像があった
幼いころの廉太郎は、この場所で遊んだらしい。
圧巻の石垣と自然しかないが、なんだか心に迫ってくるものを感じる場所だった。
営業時間外だったから、無料で入ってしまった。すみません。
一応、駐車場に受付のような窓口はあったんだけど、誰も人がいなかったんだよね。
岡城址からの帰り道。 見上げると 荒城の月が見えた。
スマホショット。フィルムではうまく撮れなかったのが残念。
さあ、今夜はホテルでゆっくりと休もう。