スティングに会いに大阪までいく
アナログの世界に自分を寄せる
これまで出張で地方にでかけても、ホテルに泊まって、そのまま帰ることが多かった。
2年前からは、がんばって、いろいろなところを見るようにしている。体力もいるし、お金もかかる。でも、人生を楽しまないともったいない。テレビや映像からの情報ばかりではなく、実物や本物をじっくりと味わいたい。奈良の東大寺もいったし、長崎の軍艦島にも上陸した。あの頃にバルナックライカを持っていたらなあ、いまではそう思う。
そして、アナログ感というか、その場にしかない空気感を味わいに行きたいとも思った。これまでオレはアーティストのコンサートに行ったこともなかった。熱気のあるパワフルな場所に自分を置いてみるのも悪くないと考えた。
いまじゃないとできないこともある
オレの好きなアーティストは?
人にそう聞かれて答えていたのは、邦楽では浜田省吾。洋楽ではスティング、イーグルス。
それで昨年は浜田省吾のコンサートにいった。一番大好きな「家路」という曲を生で聴くことができた。泣きそうになった。
残念ながら、アーティストの年齢とともに亡くなる方も多くなってきた。イーグルスのグレン・フライが、ワムのジョージマイケルが、学生の頃に聴いたアーティストたちが、どんどんいなくなっていく。もう生で聴くことは叶わない。
そのうち、いつか行こうでは間に合わない。チャンスがあればコンサートにでかけることにしよう、後悔しないように。そう決めた。4月にはポールマッカトニーが来日した。オレは熱烈なファンではないが、初めてレットイットビーを聴いた時、名曲だと感動したことを覚えている。もしかしたら、ビートルズの元メンバーに直接会えるのは、最期のチャンスかもしれないのだ。そして、生のレットイットビー、最高だった。
ザ・ポリス
学生時代、まだラジカセしかもってないのに初めて買ったCDがザ・ポリス。その中の1曲「見つめていたい」。一番好きな曲だ。何度も何度も聴いていた。オレがポリスを知った時にはすでに解散していて、ソロになったスティングが大ヒットしていた。
そのスティングが6年ぶりに来日するという。これは行かなければいけない。
東京(武道館)のチケットも取れたが、大阪のチケットの方がステージに近い席だったので、東京の武道館ではなく、わざわざ大阪までコンサートに出かけた。
スティング
会場は大阪市中央体育館
開場を待つ客の列がすごい。
演奏ではポリス時代の曲も多かった。もちろん、生の「見つめていたい」、
サイコーに盛り上がった。
さて今回は、仕事のついで、ではなく、スティングのついでバージョン。
この人は誰なんだろう?
そして通天閣を目指した。
見つけたよビリケンさん。
お相撲さんバージョンね。
通天閣
残念ながら、展望台へはお客さんが並んでいて40分待ち状態だったのであきらめた。
さすが別府タワーのお兄さん、人気あるね。弟の別府タワーもがんばろうね。
大阪らしいゴチャゴチャ感満載アングルの通天閣
道頓堀へ
遊覧船が動いている
よし、練習だ。10メートルに合わせて目測で撮ってみよう。
パシャ
うまくいったね。
これが置きピンってやつなんかなあ?
地下鉄移動
鶴橋へ
ランチは焼肉
そして大阪城へと向かった。