バルナックライカを相棒にしてよかった１０のこと

今年の1月にバルナックⅢaを入手して、約8か月が経過した。バルナックが来る前と後では、生活スタイルも大きく変化している。

自分自身の記録としても、バルナックライカを相棒にしてよかったことを１０にまとめてみた。

１．かけがえのない写真をカタチとして残せた

スマホでなく、わざわざバルナックを持っていったことで、あえて撮影する機会が多くなった。実家のネコも三脚を使ってわざわざ撮った。生きているうちにね。それが貴重なカタチとして残った。

futachang.hatenablog.com

写真をプレゼントすることで、家族だけでなく友人との親交にも役立った。

出店した店の写真を撮ったり、笑顔の友人を撮ったり、それをプリントして渡す。遠方の人には手紙を添えて送る。とっても喜んでくれる。画像データをlineで送るのとは一味違う反応がある。

２．旅に出かけるようになった

旅をするには気力、体力、そして経済力がいる。ややもすると、また今度でいいか、と後回しにすることも多かった。バルナックを手にしてからは、精力的に動き回るようになった。

宮城県沿岸を6年目の3月11日前後で旅をしたことも、バルナックが相棒だったからこそともいえる。オレの心にも刻み込めた旅だった。がんばろう東北。がんばろうオレ。

futachang.hatenablog.com

３．近所を散歩するようになった

自宅の周辺を１～2時間ぐらいかけて、あてもなく散歩することが多くなった。適度な運動にもなるし気分転換にもなる。地域の歴史館にいったり、公園に行ったり、新しい発見も多い。

４．空を見上げるようになった

なんとなく気が進まない日、仕事に行きながら、ちょっと立ち止まり、空を見上げる。あー、いい青空だな。あの雲のカタチいいね。バルナックが側にあればベストだけど、ないときもスマホで撮ったりするようになった。「上を向いて歩こう」ではないけど、なんだか少し上向きな気持ちになれるんだね。

５．ブログを始めた

なんでブログを始めたんだろう？とも思う。以前、別の趣味でブログを始めたこともある。同じ趣味仲間と一緒にやりながらコミュニケーションの手段にもなっていた。でも、めんどくさくなってやめた。ブログだけでじゃなく、全く使っていなかったTwitterも、インスタグラムもとりあえず始めてみた。

バルナックが相棒になって、うれしかったんだと思う。その気持ちを書き残しておきたいと思った。そのことで少しずつ、ブログでつながった仲間もできている。ありがとう。

６．一人呑みが減った

仕事終わりに、ストレス発散のために、必ずと言っていいくらい一人呑みをしていた。酒量も多い方だ。ところが最近は、呑んで金を使うくらいなら、その分でレンズを買ったりした方がいいなと思い始めている。馴染みの居酒屋さん、ごめんなさい。これから、もっともっと行かなくなります。これは仕方がないのです。

７．生きる欲望が強くなった

歳とともに生きる力というか、体力はもちろん、気力が急激に減退している。人やモノに対しての欲望というものがなくなっていた。青春時代、一途に思った恋なんて、どこかの遠くの話になってしまった。このことは友人関係の後退も招いている気がする。昔の、絆、信頼関係が失われつつあった。自殺まではしないが、別に死んでもいいか、死んだら楽だな、と思ったこともある。この自分への無責任さは、人との信頼関係を壊していくことにつながっていった。家族のために、子供のために、働くのもいいが、自分が夢中になれるものが欲しい。それを見つけた気がする。