カメラと最悪の相性の趣味
旅にでかけて、記念に思い出の写真を撮る。
カメラと旅行は相性ピッタリの趣味だと思う。
グルメ、イベント、スポーツ、レクレーション、、、
カメラは、どんな趣味や出来事とも相性がいい。
ところが、一つだけ、相性が最悪なものがわかった。
船釣り
釣りとカメラとの相性は最悪です。
なかでも 船釣りは、一番最悪です。
オレは年に数回程度、船釣りをしている。埼玉から東京湾や相模湾の船宿に行くのは結構大変だけど、釣りの趣味は10年以上になる。
昨日、釣り仲間たちと釣行してきた。大雨だった。乗合船だとキャンセルするぐらいの状況だったが、船をチャーターするとキャンセルできないことが多い。海が荒れていれば別だけど、雨ぐらいでは出船するのだ。チャーターのいいところは、わがままを聞いてくれるところ。何種類も釣りたいオレたちは、いろいろな釣りを楽しみながらやっている。前回はイワシを釣って、それを餌にしてヒラメを釣った。オレだけで4枚も釣れた。その後の地元友人を集めてのヒラメパーティーは大喜びされた。
カバンの中のバルナック
そんな釣りにでかけるのに、バッグにひそかにバルナックを偲ばせていた。記念写真を撮りながら、釣り仲間もビックリさせようと目論んでいた。
いっぱい釣って、いっぱい撮るどー。
ところが、出船は5時。まだ暗いし、釣りの準備が慌ただしく、カメラどころではない。出船前に撮影することはできなかった。
船上に大切なバルナックを持っていくことはしない。船は揺れる。波もかぶる。落としたり、ぶつけたりしたら大変だ。帰ってきてから撮ろう。
昨日はシロギスを釣って、その後にアジを狙って、その後にマダイを狙った。ずいぶん欲張った釣りだね。
マダイは不発だったけど、シロギス、アジはそこそこ釣れた。
昨日は光二丸さんにお世話になりました。
そして、途中から大雨。釣りキチたちは雨でもおかまいなく釣る。
餌を触り、魚を触り、活〆をするために返り血も浴び、、、
手も体も臭い。クサイ。なかなか落ちない。
その手で、大切なバルナックを触れないね。
ずっとバッグにしまわれたままで、出番は一度もありませんでした。
帰港してからも雨は降っていて、いつもの恒例のスマホでの写真撮影もなく、バタバタと解散し埼玉まで帰ってきた。
釣った魚はおいしくいただこう、キャッチ&イート
シロギスは天ぷらに。
アジは、刺身、なめろう、フライに。
今回はスマホショットだけ。
刺身
調理もあと片付けも、ぜーんぶオレ一人。
子供たちは、シロギス天ぷらとアジフライを喜んでガツガツ食べてました。釣りたてのアジを、しかもきちんと血抜き処理したアジを、アジフライで食べる。そして揚げたてを食べる。なんて贅沢なんでしょう。子供コメント「ぜんぜん臭くないね。しかもフワフワしてるね」オレが雨にも負けずに釣ってきた甲斐があったね。揚げながら撮影はできず、写真は刺身となめろうだけ。
今回の釣行でわかったこと。
釣りの時、寂しいけどバルナックはお休みね。だって、相性最悪だからね。