モノクロの写り方

写真を趣味にしてよかったことの一つは、外歩きをするようになったことだ。

これは健康にもいい。ぜひ続けていきたいと思う。カメラマンは体力が基本ですね。

 

大阪出張の際に、後日泊して京都に寄ってみた。

頭の中は「そうだ、京都に行こう」という言葉がリピートしていた。

こんな寄り道もカメラがなかったらやっていなかっただろう。行ったのは4月の最終週だった。

 

前日に計画を立てる。今回は、八坂神社~長楽寺~清水寺京都タワーという行程で歩いてみた。

まずは京都駅から地下鉄を乗り継いで祇園四条駅まで。そこからは、ずっと歩きっぱなし。やっぱりカメラマンは健康にいいなあ。

途中、寄り道をする。ライカ京都店で菅原一剛氏の展示作品を鑑賞する。これは予定どおり。でもライカショップって、敷居が高かったなあ。

そして歩いていると、アンリ・カルティエブレッソン展という看板が目に入る。これは予定外だが入るしかない。ついこの前までブレッソン?って感じだったのに、今では写真集も持っている。

大阪芸術大学出版部から安く買えた。

刊行物 | 大阪芸術大学博物館 | 施設案内 | 大阪芸術大学

入ってみると、写真集で見慣れた作品の多くがプリントされている。

決定的瞬間かぁ。モタモタして撮っているオレにはまだ無理だけどね。

 

そして八坂神社へ

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モタモタしていると画面にイチャつく外人が入ってくる

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めんどくせー、そのままパシャ。

 

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モノクロって、こんな白いものを撮るとキレイに写るんだなあ。

 

長楽寺へ

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歩き疲れてきたためか、ここのショットは露出を間違えて暗くなってしまった。

フィルムはISO100だったんだよなあ。

 

清水寺に向かう途中は雨にも出会った。そういえば、木曽義仲首塚も見たんだっけ。写真には撮らなかったなあ。

清水寺は観光客でごった返していた。

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 よく見ると上の方に傘が写りこんでるなあ。

 

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 こんな水場も観光客で長蛇の列。オレは並ぶ気もない。

 

そして、一人で長時間 堪能した場所はここ。

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東北のヒーロー アテルイとモレの碑。

仙台に7年間住んでいた際に、東北の歴史小説を読み漁った。アテルイはオレにとってもヒーローだ。

彼らと戦った田村麻呂と清水寺は縁が深いらしい。それで、ここに石碑があるのか。

外人観光客はもちろん、日本人も、誰一人見向きもしない石碑の前で、オレはゆっくりと二人を、蝦夷の魂を偲んだ。がんばろう東北。

 

このあとは、京都タワーまで ひたすら歩いた。

清水寺でも、京都タワーでも、景色がいいところでパシャパシャ撮ってしまうけど、あまり好きな写真にならない。景色をモノクロで撮るのは難しいね。高い入場料を取られるから つい撮影したくなるんだけどね。これは課題だなあ。

そして、長楽寺での露出の失敗。真っ黒の中に、こんな1枚があった。

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庭園の池と草木を撮ったもの。

池は黒くなってまったくわからないが、モノクロってこんな骨太な写り方をするんだなあ。この木の荘厳な感じ、好きだわ。こんなのをイメージして狙って撮れたらいいなあ。

もっと光をよく見ないといけないんだなあ。こりゃあ、奥が深くて大変だけど、面白いわ。

そして帰ってきても試し撮り。

東京ドームでポールマッカートニーのコンサートで、1枚だけ撮ってみたら、

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 やっぱり肉眼とカメラは違うね。